中国の先史時代
- ここでは、中国の先史時代として、中国で発掘された旧石器時代の遺跡を中心にその年代順に記載しました。
- この色は華南地域、この色は華北地域で発掘されたことを意味しています。
- [ ]内は発掘された化石による、猿人、旧人類、新人類の名称です。
| 年代 | 文化 | ||||||
| 地質 | 考古 | 西暦 | |||||
| 前
期 更 新 世 |
旧
石 器 時 代 |
前
期 |
B.C.5000000【500万年前】 | 中国雲南省[禄豊猿人]
禄豊猿人はその体格や形態の特徴は人類誕生よりも前のものに属し、400万年ないし500万年前に禄豊猿人はアウストラロピテクスへと進化したと考えられています。 人類は考古学的な発掘記録によって、アウストラロピテクス、ホモ・ハビリス、ホモ・エレクトス、ホモ・サピエンスと進化しています。アウストラロピテクスは直立歩行ができたばかりでなく、自然の道具も使い始めていました。ホモ・ハビリスは石器を作るようになり、ホモ・エレクトスは火を使用し、ホモ・サピエンスは体格などが現代人とかなり似ています。ホモ・サピエンスが進化して最終的に現代人類となったと考えられています。 従来人類の祖先は、アウストラロピテクス、ホモ・ハビリス、ホモ・エレクトス、ホモ・サピエンスなどを含む完全に系統だった化石系列が出土したのがアフリカ大陸だけだったため、アフリカ大陸で誕生した、と考えられていましたが、禄豊猿人の発掘によって、アジア南部=中国西南部が人類発祥の地として、歴史的に中国の範囲内に猿から人への独自の進化と発展の系統があった可能性は大いにあると言えます。 |
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| B.C.2000000【200万年前】 | 巫山県竜骨坡遺跡【重慶市巫山県】[巫山人]
1985年から1997年にかけて中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の黄万波教授チームによって、前歯と前歯のついた下顎骨、120種類の脊椎動物の化石、大量の旧石器が発掘されました。様々な年代測定法により、これらを含む地層は200万~204万年前のものと確定され、中国ないしアジア最古のホモ・ハビリスの化石と断定されました。 |
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| B.C.1800000【180万年前】 | 西侯度遺跡【山西省】で石器と焼けた獣骨が発掘されました。 | ||||||
| B.C.1700000【170万年前】 | 元謀遺跡【雲南省】[元謀人]
1965年、雲南省元謀県上那蚌で二本の歯の化石が発見されました。更新世の猿人類と考えられています。ほかに、1988年に四川省巫山県で発見された巫山人も猿人類とみられています。 |
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| B.C.100000 | 東谷土它遺跡【河北省】 | ||||||
| B.C.730000 | 藍田遺跡【陝西省】[藍田原人]
1963年、陝西省藍田県陳家窩で下顎骨の化石が発見されました。翌年、藍田県公王嶺でほぼ完全な頭蓋骨の化石が発見されました。藍田原人石器を使用していた痕跡が認められています。 |
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| 中
期 更 新 世 |
B.C.460000 | 周口店遺跡猿人洞【北京】[北京原人]
1921年に北京市周口店龍骨山で発掘が開始され、1923年にその臼歯の化石が発見されました。1929年、裴文中によって完全な頭蓋骨の化石が発見されました。洪積世中期(旧石器時代前期)の原人類と考えられており、洞穴に居住し、火や石器を使用していた痕跡が認められます。 |
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| B.C.280000 | 石龍頭洞窟遺跡【湖北省】
剥片石器などが発掘されました。 |
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| B.C.230000 | 大茘遺跡【陝西省】
人骨や剥片石器などが発掘されました。 |
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| 後
期 更 新 世 |
中
期 |
B.C.120000 | 丁村遺跡【山西省】[丁村人]
1954年、山西省襄汾県丁村で十代前半の少年の歯と二歳くらいの幼児の右頂骨の化石が発見されました。鶴嘴形で尖状の石器に特色をもつ。旧石器時代中期の旧人類と見られています。 |
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| 許家窯遺跡【山西省】[許家窯人]
人骨、剥片石器が発掘されています。 |
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| B.C.100000 | 獅子岩遺跡【広東省】[馬覇人]
1958年、広東省韶関市馬?郷山洞で中年男性の頭蓋骨の化石が発見されました。旧石器時代中期の旧人類と見られています。 |
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| 後
期 |
前
半 |
B.C.35000 | 【内蒙古自治区】[オルドス人]
1922年、内蒙古自治区伊克昭盟烏審旗滴哨溝湾で発見されました。多数の打製石器がともに発見されています。賈蘭坡により、ネアンデルタール人に類する旧石器時代後期の旧人類と認められています。 【湖北省長陽】[長陽人] 1957年、湖北省長陽県趙家堰山洞で上顎骨と臼歯の化石が発見されました。犀などの動物化石も発見されています。旧石器時代後期の旧人類と見られています。 【広西チワン族自治区】[柳江人] 1958年、広西壮族自治区柳江県通天岩洞穴で男性一人と女性一人の頭蓋骨と股の骨が発見されました。モンゴロイドに属すると見られています。旧石器時代後期の新人類と見られています。 【広西チワン族自治区】[麒麟山人] 広西壮族自治区来賓県麒麟山で発見されました。旧石器時代後期の新人類と見られています。 【北京市】[山頂洞人] 1933年、裴文中によって北京市周口店龍骨山の山頂洞で動物化石とともに七体の人体骨が発見されました。尖頭器・骨角器なども見つかり、随葬品の中に装飾をほどこしたものがあり、審美観念や宗教への信仰がすでに存在したと考えられています。旧石器時代後期の新人類と見られています。 【四川省】[資陽人] 1951年、四川省資陽県で多くの動物化石とともにその頭蓋骨が発見されました。旧石器時代後期の新人類と見られています。 |
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| 後
半 |
B.C.15000 | ||||||
| B.C.14000 | 玉蟾岩(ぎょくせんがん)遺跡【湖北省】
(紀元前14000?~紀元前12000?) 湖南省道県で1993年と1995年に発掘された洞窟遺跡。 稲の籾殻が発見されているが、栽培稲か天然稲かの区別はついていない。 |
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| B.C.12000 | 仙人洞/呂桶環遺跡【江西省】
(紀元前12000前後?) 江西省万年県で1993年と1995年に発掘された、旧石器時代末期から新石器時代初期にかけての洞窟遺跡。 石器や大型動物の骨製器、丸底土器の破片、栽培稲の痕跡が発見された。 |
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